
今回歩く山は越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山の1峰の
八海山!日本200名山です。新潟の美味しい日本酒で知られる名前ですよね

最初の計画ではロープウェイコース
山麓駅
ロープウェイ
山頂駅(四合目)
女人堂(六合目)
薬師岳(八合目)
千本檜小屋(九合目)
八海山(八ツ峰)
大日岳(十合目)
今来た道を戻り
ロープウェイ
山麓駅ソロで野生の動物の心配も無く、一気にロープウェイで上まで行き、稜線からの絶景を見ながらゆっくり歩こう
と思っていたが、前乗りしたペンションのおかみさんから衝撃的な事実を通告される
「チョイ悪さん!珍しい事なんだけど、明日はロープウェイは休みなんだって〜!」
ェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエライコッチャ
この時のショックを今も忘れない
その場に腰を落としたね
この後ペンションの女将さんから、「普通に登るコースがあって、4時間で上まで行けるから大丈夫よ!」と言われ・・・更に不安になる


次の日、朝起きて山を見てみると・・・

あのギザギザに見える所が八海山なんだなぁ〜
よっしゃ〜!
天気もいい感じだし行くぞぉ〜

5分してからもう一回山をみると・・・
エェエェエェエェエェエェェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ
一瞬でガスってる〜www
本当に大丈夫かぁ〜マジで不安w
ペンション出るときに女将さんからクマよけの
鈴を頂く
(●・U・)⌒☆★ァリガトォゴザイマス♪
てか・・・な・何々
クマも心配しなくちゃいけねぇ〜のかよぉ〜w( ̄Д ̄)オォ〜イ‼️
八海山2合目の屏風登山口駐車場に7時頃到着。
先行者が何人居るのか分からないが、車が1台停まっていた。無事に帰って来れるか分からない為にシッカリ登山届けを記入する。

案内図で最終確認。
2合目登山口
屏風道コース(登り専用)
千本檜小屋(九合目)
八海山(八ッ峰縦走)
大日岳(八海山山頂)
新開道コース
2合目登山口コースタイムは登りと下りで8時間、縦走と休憩で2時間で計10時間って所かな

そんなに俺を歩かせたいなら歩いてやるぜぇ!やってやろ~じゃね~の~


屏風道コースの登り専用って言葉の意味が分からないし気になるが、さぁ〜行ってみよう
(当たり前だけど、全然余裕の顔です)

最初は杉林をゆっくり歩く


全然普通の山な事に安心しながらFMラジオガンガン鳴らして登って行く
。
大岩の三合目に到着。7:21稲荷大明神に登山の安全祈願する。
沢をいくつも渡って行きます。分かりづらい所もあるけど、この辺りは命のピンクテープが木からぶら下がってるから道迷いは無いです。


エェエェエェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエェエェエライコッチャ
豪雨災害で崩落
したせいで、登山道が無くなり
ヤバイ 新たに斜面に狭い道が出来てます

八海山の方を写真で撮ったら、またまた怪しい光が映ってました


四合目に到着。7:42分 右の方には水場とあり、遠くから沢山のお地蔵さんが見えたが行く余裕がありません。
ここから地獄の登山の始まりです。リサーチによると水平距離2km程で、標高800mを登ります。
て言うことは・・・屏風道の鎖場が出てきます!鎖場は連続してチョイ悪オヤジの目の前に現れ、一難去ってまた一難って感じです


慌てず!ゆっくり!確実に鎖を握って上に登っていく。

自然と汗が噴き出してきます。 しかしまだ片手に自撮り棒を持って写真を撮ってるから余裕はあります。
今日はこの鎖に命預けます
俺と一緒に山に登る人は知っていると思うが、夏場は一切グローブをはめないのだが、先日新潟の師匠から
「八海山はグローブをはめて行った方がいいよ!」
と言われたから急遽買っておいて正解だったよ


屏風道コースは鎖場が8合目の上まで連続するとても難儀なルート

9合目の千本檜小屋まで一気に登る最短コースみたいですね。
五合目到着。 8:06分 上から人の話す声が聞こえます。ホント険しい鎖場が多いんだなw デンジャラスな山が好きな人はたまらないんじゃね〜かぁ〜

森の中から笑い声とか話声が聞こえるけど、駐車場に停まってた車の人達だな
チラチラ しかしこの時点では姿は全く見えない。
そして目の前に現れたのは・・・・・

ガガガ━Σ(ll゚ω゚(ll゚д゚ll)゚∀゚ll)━ン!!!
途中からしか鎖がないじゃんwww あそこまでどうやって行くんだよw
ここでチョイ悪オヤジ本気モードに入り今日初めて自撮り棒を手から離す。

俺が泊まったペンションがあんなに遠くに見える
結構登って来たなぁ〜ここから翼を広げて大空へ飛んでいきたくなるよ!

上はまだまだ遠いなぁ〜 そしてまた怪しい光が写ってます
見えない何かが俺と一緒に八海山に登ってるのかもしれないね


ヤマップで確認するとこの辺りです。標高1049m
衆議院議員の渡辺 秀央さんがこの鎖を寄付してくれたんですね!本当に助かります!o(*'▽'*)/☆゜'・:*☆ありがとうございます☆

生金沢源頭の岩峰。
100名山登ったことのある人ならわかると思うけど、100名山て独特の辛さってあるじゃんねw
ここは200名山だけどあの独特の辛さがこの山にはあります



六合目到着。8:53分 ここが《のぞき松》って所かな



七合目到着。9:00分 標高1196m ここで先行者のお兄ちゃん達にようやく追いつく。
彼らは早朝4時に新潟を出て来たらしい。
登山道の途中でガッツリうんこがしてあった場所があったから「お前らやろ〜!」と突っ込む!
もうチョット登山道から離れた所でしろよ!くっせ〜わ!と言ってやったよ

左のお兄ちゃんは八海山は3回目の登山で、この後の登山道で前回道迷いして大変だった場所を聞いて、チョイ悪オヤジから先に出発する事にする

ヤマップの地図ではここから危迷
と出ている
ヤバイ
今までは直登の鎖場だったけど、この辺りから横に渡る鎖が出て来ます。写真で上手く伝わらないけど、足場となる岩が丸まって滑りやすいから
鎖をシッカリ握って、より慎重に横歩きしないとヤバイです

ゴロゴロ大岩の枯れ沢が出て来ました。大きな岩を両手で確実に掴んで登って行く。

ザ・沢登りです
残雪期はとても急な雪渓になる場所みたいですが、今はもう雪はありません。
本当にこの山は俺に様々な体験をさせてくれますね

お兄ちゃんが言ってた道迷い注意の場所に来ました。左側が枯れ沢でここで右に移動しないとダメです。
岩には誘導の赤ペンキマークと、左の方をよく見ると命のピンクテープが引いてあるから良く見て右に移動しましょう

新潟のお兄ちゃんの話では、初めてここに来た時に右に行かずにそのまま直登で枯れ沢を登り死ぬ程辛かったとの事


横の鎖場から縦の鎖場にまた変わってゆく
ほぼ垂直の崖です
安全に!確実に!足を進めよう!

八合目到着。9:50分

ガスってる景色に慣れながらの登山なんだけど、たまにガスが抜けて下が見えると
登山道が狭いだけにかなりの恐怖が襲いかかって来ます。
下の方に新潟のお兄ちゃん達が見えるね

屏風道最後の鎖場です。
この時はこれが最後とは分からずに、いつまでこんな鎖場が続くんだろうと愕然とする


(*ノ・ω・)ノオオオオォォォォ
最後の垂直鎖場を抜けると、さぁ〜と視界が開けてぐっ〜と傾斜も緩やかになり普通の登山道になった(*´Д`)=3フゥ・・・
ようやく爽快な稜線歩きが出来る。
丸いコブみたいな山が八海山の地蔵岳です。

今まで歩いてきた屏風道の稜線を振り返る。
人ってすごいね〜あんな所を歩いて来れるんだね!。
オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!あれはまさに九合目の八海山避難小屋ではないのかぁ〜
いよいよ八海山の八ッ峰を縦走するのだが、この後どんなドラマが待っているのかぁ〜


・・・不安だなぁ〜

・・・・
後半につづく・・・・ 
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