先日近くの霧ヶ峰を歩いたばかりだが、今回は北八ヶ岳登山をソロで行く事にする。





早朝8時に北八ヶ岳山麓駅に到着。ロッジ風の建物でいい感じですね。(標高1771m)

そうです!そう〜なんです!本日は文明の利器を使ってワープをします



 

早速、構内に入ます。山バッジもいっぱい売っていたね 帰りに買う事にする。



 

ロープウェイの切符を買いに窓口に行き、往復で買えば良いのか?聞くのだが・・・かなりの無愛想

朝早いから不機嫌なのか何かは知らないが、ふざけるなぁ〜!

非常に残念ですねw 朝からこんな奴に会いたくなかったわ!あ〜!気分悪www



 

この日の山頂駅の天気は 気温14度 ここもそうだけど、チョット寒いなぁ〜



 100人乗りの大型ロープウェイに乗り込みます。

朝2番のロープウェイだから人もまばらです。





約466メートルの高低差を一気に山頂まで上リます。

下から険しい登山道を登ってる人もいるかもと考えると、非常〜に申し訳ないね〜ガハ

乗車時間は約7分です。





山頂駅に到着。(標高2237m)8:28分

北横岳に向けてトレッキングスタートです



  

山頂駅の前に広がるのは、溶岩が固まって出来た坪庭です。

坪庭のトレッキングだけの人達は、本当に町にいるような恰好で来ています。

しばらく歩くと「北横岳」へと続く分岐があり、そこを左に曲がると北横岳登山の始まりです。



 

樹林帯の中に入ります。ザ・森の中!って感じですね

北横岳の頂上までの時間は短いが、今までのトレッキングと違ってここからは登山だから軽装備で来てる人は無理をしないで下さい。

てか・・・俺が一番軽装備かもなぁ~ガハ



 

初級から上級まで気軽登山なんだけど、結構本格的登山を味わえるのが

《ここ北横岳だ!》






途中後ろを振り返ると心かきたてる風景が待ってました!



 

北横岳 - 坪庭 - 三ッ岳 分岐到着。

今まで一人で孤独に登っていたが、ようやく朝一番にロープウェイから登ってる人達に追いつく!

あいさつ代わりに「しんどいですね~!」と言うと、

黄色のおじさんから「そんな体して辛くないだろー!」だってさwww

人を体の大きさで判断するんじゃねぇ~よ

ここでおじさんにこれからの予定を話して、帰りは三ッ岳方面に行く事を伝えると、

「まさにここの《岩の上》から行くんだよ!」と教えていただく。

岩の上の道から行くのかぁ~・・・教えてもらってよかったわ!俺一人で考えてたら、また悩んで考え込んでたな



 

おじさん達は話が長そぉ~だったから先に行く事にするよ



 

北横岳ヒュッテ到着。9:08分

山は厳しく、美しく!・・・いい言葉だよね。その通りだよ



ここから七ッ池って有名な池があるみたいだから寄り道する事にする。



 

だってせっかく来たんだもんねぇ~!ヤマップ地図で確認するとこの辺りに池があります

池は全部で7つあるみたいなんだが、2つ目までしか行けないみたいですね。





1つ目の池に到着。日本庭園の池みたいな感じです。

さらに進むと看板が出てきて 





オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!! さっきより確実に大きな池だぁ~

ここでお弁当でも食べたいもんだね〜 地図で確認すると更に大きな池があるけど、ここまでしか行けません。



 北横岳ヒュッテに戻ると登山者がいっぱい休憩していた。

小学5年生の女の子が家族で登って来ていて、かなり嫌そうだったのが印象的だったね 9:17分 





北横岳ヒュッテから先は、更に森の中に入り、登り坂も結構険しくなります

猛暑の中、涼しげな神秘の森に突入だぁ!うぅぅぅ~心も体も癒される~



 

後ろを見ると、いつの間にか黄色の名古屋弁のおじさんが来てるじゃん!



 (*ノ・ω・)ノオオオオォォォォ ピークが見えたかぁ〜





北横岳南峰に到着。 (標高2471,6m)9:27分

南アルプス・八ヶ岳・蓼科山はどこいった〜 

何も見えない状況で思わず笑っちゃったよwww



愕然としてたら鳥の鳴き声とパタパタと飛ぶ姿が〜!





オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!! まさか初めて見る雷鳥かぁ〜!

と鳥の姿を写真に捕らえてテンションあげあげ の所にまたも黄色の名古屋弁のおじさんが登って来て

「兄ちゃん残念だけど、そりゃ〜尻尾が白いカラスの仲間だわ〜 

大体雷鳥は飛ばないよ!何や!まだ雷鳥見た事ないんかぁ〜」
と何とも残念な現実を突きつけられる



 

南峰に三角点はあるものの、隣の北峰の方が標高が高いから、最後の望みを北峰に託して歩く事にする!





前に見えるもっこりしてる所が北峰です。





北横岳 北峰到着。(標高2,480m)9:34分





∑(゚□゚;)ガーン(。□。;)ガーン(;゚□゚)ガーン!! ここもダメかぁ〜w

心の目で蓼科山・八ヶ岳・南アルプスを見る




 

とりあえず、一緒に登ってきたわけじゃないけど、一緒になってしまう他の登山者達と写真を撮る

黄色のおじさんとおばさんは高山から来ていて、昨日は仙丈ヶ岳に行ってきたんだってさ!いいよなぁ〜行きたいよ!



雲の流れが早いから少しだけ期待をしながら北峰頂上で待ってるとゾクゾク人がやって来ます。

紫の服を着た人は、府中から来られた人で年齢は83歳だってさ!元気で若いね〜



 絶景を待ってる間、色々食べ物を貰って楽しい話をして盛り上がる

競い合い・助け合い・笑い合い・・・そして分ち合う!

山って不思議だよなぁ〜 全然知らない人達といつの間にか仲良く話している

昔から知ってる人達みたいに直ぐに分かち合える。





しばらく待ってみるが、正面にあるはずの蓼科山が、ここまで見えるのが精一杯

残念ながらここで撤収〜 10:21分 北峰で約1時間粘った事になるな



 

再び南峰到着。 人がゾクゾク増えてきてます。みんな俺と同じで残念な人達ですねガハ

黄色のおじさん達と別れを告げてまたまた一人旅です。三ッ岳 分岐の所まで下って行きます。



 

ゾクゾクと登山者が登って行きます



 三ッ岳 分岐に到着。





ここからはゴロゴロした岩場を歩いて正面に見える岩山に向かいます。

山歩きが好きになる!北八ヶ岳の神秘の岩森!





ピョンピョンと飛び跳ねて行ける感じでは無くw よっこらせ!よっこらせと両手で大きな岩を掴みながら下ったり登ったりの連続です。

慌てずにジックリ時間をかけて一つづつ大岩をクリアして行きます。



 

足をひねったり、事故を未然に防ぐ為に最善の注意を心がける!





後ろを振り返るとこれまで歩いて来た道のりが見える。

深い森に入ったな~とふと思う瞬間。






同じ山は一つも無い!この山も独特の味を感じる!



 

目の前に現れた矢印を上に登ると・・・・

デタ ━━━ ○| ̄|_ =3 ブッ ━━━ !!!!! 鎖場出現!





三ッ岳三峰到着。

大阪から来られていた年配グループに写真を撮ってもらう!



 ここも大きな岩が道になっています。

大阪のおばちゃん「道が無い~!どうやって行くの~!?」ぶーぶー言ってたわ



 文句言ってないで歩くのに集中した方がいいんじゃね



三ッ岳三峰から下を覗くとかなり高いです。 でも新潟の八海山に比べてたら赤子のようなもんだよ



 鎖場を慎重に降りて行きます。



予想以上にスリル満点!急坂を前に一息入れてから進むわ!



〇の書いてある所が道だと言う事だからそこを進みます。





三ッ岳二峰到着。





ここからの景色はこんな感じ

困難を乗り越えるから格別の景色が待っている!





キタタタタタタタタタ━(゚(゚ω(゚ω゚(☆ω☆)゚ω゚)ω゚)゚)タタタタタタタタタ━!!!!!

慎重に行けば大丈夫!大丈夫!八海山みたいに命取られる事は無いから





一旦下ってからの~正面の山だな~!





ここも垂直な岩場を鎖を持って降りる感じで油断出来ないから慎重に行って下さい。





ガスってなければ最高の景色なんだろうね~ 

こんな景色じゃまた北八ヶ岳に来なきゃいけないじゃんねw





北八ヶ岳が《もう一度おいで!》って言ってるわ!



  

ここでiPhoneの電池が無くなり電源が落ちる

その結果山奥で1人ヤマップの地図も確認が出来ない状態

(((゙◇゙)))カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

非常~に危険な状態だぁ


本来は茶臼山から大石峠を通ってロープウェイに戻って来る予定だったが急遽予定変更だわw

取りあえず、頭の中に残ってる地図を思い出して、雨池山に行き、雨池峠で右に曲がり、縞枯山方面に進みロープウェイのコースで行く事にする。

電話の電波が入ら無いからiPhoneが電波を探していて電池が急激に無くなった感じだなw

真剣にソフトバンクからドコモに変えないといけないなw 遭難した時なんかもソフトバンクは山で電波無いから救助の連絡が出来ないもんねw



この後、偶然立ち寄った青い屋根の縞枯山荘はかなり良かったですね

 

無事にロープウェイの山頂駅に到着。俺の頭が良くて良かったわ~ガハ